2017年07月05日

産総研つくばセンター一般公開において8J125ETLを公開運用します(7月22日)

電波研クラブは、来たる7月22日(土)に、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)つくばセンター(茨城県つくば市)で開催される一般公開において、電気試験所125周年記念局8J125ETLの公開運用を行います。

産総研の源流の一つである電子技術総合研究所(電総研)は、1891年に「電気試験所」 (Electrotechnical Laboratory : ETL) として創立しました。電気試験所は、無線通信の研究をわが国で最初に始めた機関であり、産総研の前身であるほか、NICTやNTT研究開発センタの前身でもあります。

そのため、電波研クラブが電気試験所の創立125周年を記念して開局・運用している8J125ETLを、産総研つくばセンターにおいて初めて公開運用することになったものです。3月のNTT武蔵野通研に続いて、電気試験所の主な後身機関での運用が、これで全て実現したことになります。

8J125ETLの公開運用は、産総研つくばセンター一般公開2017の特別企画である「前身機関誕生から135年 歴史テーマを巡る」の一つに位置づけられています。同特別企画ではほかに、1960年まで日本の物差しのおおもとであったメートル原器の実物(重要文化財・普段は非公開)など、めったに見られない貴重な資料が展示されます。

産総研つくばセンター一般公開「前身機関誕生から135年 歴史テーマを巡る」の開催予告については、以下のURLをご参照下さい。
http://www.aist.go.jp/tsukuba/ja/pr/2017/events_01_2/

同開催報告は、以下のURLをご参照下さい。
http://www.aist.go.jp/tsukuba/ja/pr/2017/report/events_01_2/

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7月22日に8J125ETLの公開運用が行われる、産総研つくばセンター2-12棟(オープンスペース研究棟)
posted by JR1YPU at 00:10| Comment(1) | 日記